インタビュー｜なるべく抜かない、削らないホワイト歯科｜鳴門市の歯医者・歯科

患者さまの10年、20年分のカルテが教えてくれたこと

以前勤務していた歯科医院で、10年～20年単位で患者さまのカルテを見て経過を追ってみたことがあります。そこで知ったのは、治療により大きく削ってしまった歯は削っていない健康な歯に比べてどうしても抜歯になる可能性が高くなってしまうということです。

この事実を目の当たりにしたことで、私が歯科医師として患者さまのためにできるのは「歯を削らないこと」であり、そのために「予防に貢献する」ことが私の歯科医師としての目標になりました。

初診の方には時間を取り、ビジュアルで現状説明します

初診の患者さまには、予約時間を長めにお取りして、説明に時間をかけています。具体的には、写真を撮ってお口の中の状況をビジュアルでご説明し、ご理解いただけるよう努めます。患者さまのご理解・ご納得がないままで、いきなり大きく削ったり、ということはないようにしています。

診療台の前は窓。窓から光が差し込む明るい診療室です

開院するにあたり、治療が必要になる前の段階、つまり痛くなる前に通ってもらう歯科医院でありたいと考えました。歯を長持ちさせるためには、できるだけ小規模な治療で抑える必要があるからです。そして、そのためにはどうしたらいいか考え、少しでも通うにあたって苦痛の少ない歯科医院を目指しました。

例えば、少しでもリラックスしていただけるよう、診療台の前は窓になっています。光が差し込み、外が見えるため、開放的な雰囲気です。

予防のため、美容院のように通ってもらえる歯科医院になりたい

自覚症状がない段階でむし歯や歯周病のチェックを行い、良い状態をキープするためのご自宅でのケアの指導をできる歯科医院でありたいと考えています。

そのため、美容院のように気軽な気持ちで通っていただける雰囲気を目指すと同時に、歯科医療に携わる者として早期発見と治療技術の研鑽を行い、可能な限り患者さまに負担の少ない治療で終えることが私の使命だと考えています。